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少年は倒れて10秒後に泣き始めた。

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 別にブログの日記をつけ始めたからではないと思うけど、僕の日常に神様がちゃんと素材を提供してくれます。その夏休みに入った日曜日も、いつものように午前10時過ぎのウォーキング(散歩級?)に出かけました。首にタオルを巻いて、FM福岡の番組を聞きながら。小戸公園に向かう途中、路地で自転車に乗った少年(結構スピード狂?)とすれ違いました。

 その間もなく「ガッチャーン」という音が後方から聞こえました。振り向くと10mの距離に、倒れて自転車の下敷きになっている少年を発見。道の端においてあったブロックに乗り上げて倒れたようです。自転車を起こして塀に立てかけると前輪がパンクしていました。そばには水泳パンツの入った手提げが。

 最初きょとんとしていた小学校2年(?)の少年は、「大丈夫か?」と近寄って声をかけた僕を見て初めて「わーん」と泣き始めました。左肘を擦りむいた痛みと降り掛かった惨状に気づき、「痛い、痛い、わーん」とボリュームアップ。「泳ぎに行けなくなった〜、わーん」

 ケータイを持っていたので、家に電話するように言うと、「怒られる、パンクしたから〜、わーん」と母親には電話せず、訪ねて行く予定の友達に電話。(一緒に泳ぎに行く予定?)さわると腕の骨は折れていないようだったけど、血が出ていたのでリバテープで傷口ガード。(僕は急いで家にリバテープを取りに帰った)連絡を受けてやってきたその子の友達が、家に連れて行くと言うので任せて別れました。

 その日も夏の日差しが強く、公園の芝生に落ちる木影もくっきり。なぜ子供は倒れた後、時間を置いて泣き始めるのだろうか?僕も小さい頃はそうだったんだろうか、などと考えていたら犬の糞を踏みそうになりました。いや、少し踏んだかも。犬を散歩させる人は絶対に持って帰るように、プンプン。
by hosokawatry | 2006-08-11 01:50 | やさしく歌って・自由日記


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