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いつの日にか「天使が愛した17歳」を本に!

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 「天使が愛した17歳」は2005年3月中旬に完成しました。ある出版社さんの第5回文芸大賞に応募した作品で、締め切りにギリギリ間に合った僕の処女作です。どういうわけか3次審査まで進み、問題がある自費出版の会社だとしても、その間「わくわくした気分」で過ごすことが出来ました。

 結局、最終審査まで残ることが出来なかったのですが、それは当然な結果です。文学を語れるような筆力がないのは当然のこと、まず、どう話を進めたら物語になるのかさえ、判っていない状態で書いたものでしたから。それまでは日記を書くことさえなかったし、完成を見た事自体が不思議でなりません。
書いては消しての繰り返しもパソコンがあったからできたことだと思います。

 人間にとって「他人を愛すること」そして「相手を思いやること」は何より大切なことだと思います。そんな大切にしなくてはいけないものを、僕もみんなも速すぎる毎日の中で忘れかけているのでは…。そういうものが、少しでも書けたら、いや書いてみたいなと思う気持ちが書き上げる原動力となり、気持ちが最後まで衰えなかったのが不思議なくらいでした。

 内容は高校時代の話をベースにしてはいますが、書き上がったものはあくまでもフィクションです。その出版社さんから出版化のいい話も頂きましたが、こちらの懐が寒かったので実現しませんでした。いずれ少し手直しして、本にしようと考えています。読んでくれた方の多くが「面白かった」と言ってくれたことを真に受けている幸せ者です、僕は。

 掲載している絵は、「天使が愛した17歳」を読んでくれたよねきちさんのデザインによる表紙です。ある50代の女性の方から、素敵な装丁ねと褒めていただきました。ありがとうよねきちさん。感謝。
by hosokawatry | 2006-10-27 15:32 | 小説・天使が愛した17歳


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