2007年 11月 18日 ( 1 )

桜の落ち葉とシイの実

a0071722_19425030.jpg 今日は近所の西区愛宕神社に夕方のお散歩です。愛宕山(標高60mとか)は桜の木が多いので、春はうす桃色に煙り、なんとも色っぽくて魅力的です。頂上にある愛宕神社まで、登り口から辛くて長い急階段が続きます。僕はこの心臓破りの階段でいつも息が上がってしまいますが、桜が満開のときだけは気持ちよく登れます。階段を桜の花がアーチ状に包み、風に舞い散る花びらが頬をかすめる様は何ともいえません。

 しんとして薄暗くなりかけの階段を登っていると、たくさんの桜の落ち葉に出会えます。赤や黄色、まだ緑が残っているものなど、一枚一枚違う色の落ち葉が踏み出す足先に重なっています。よく目を凝らしてみると、紅葉した桜の落ち葉ってとてもきれいです。

 思わず腰を屈めて落ち葉を集め始めました。集めたのが今回の写真です。ニコニコと落ち葉拾いをしながら階段を登っていくと今度は椎の実の集団に出くわしました。小学生のころ、近所の権現山という山で沢山拾って持ち帰り、「おやつ」にしたあの「シイの実」です。狂気の趣でワサワサと拾っていると、散歩のおばあさんが階段を下りてきて挨拶をしながら、僕に負けないくらいニコニコしながら通り過ぎていきました。

 九州88カ所霊場めぐりの85カ所目にあたるこの愛宕神社。小戸公園とともに、まるで自分の庭のように使わせてもらっていますが、すり切れそうになる心をいたわってくれる大切な場所です。不思議なくらいの濃い自然の中、階段を踏みしめると椎の実がグシャッと音を立てました。
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by hosokawatry | 2007-11-18 19:45 | やさしく歌って・自由日記