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黄砂舞う初夏の夕暮れ

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 夕日を見ようといつもは日曜の朝のコースを土曜日に歩きました。夕方5時40分から7時20分までの約1時間40分。空は黄砂でぼんやりけむっていました。季節外れの黄砂といいたいところですが、最近は偏西風に乗ってこの時期にもよく降るようになり、当たり前になってきました。気持ち悪いですね。

 いました、いました、泳いでる人が。虹ノ松原の海で男性が泳いでいました。冷たくないのだろうか、と海に手を突っ込むと、そんなに冷たく感じません。僕も早足で歩いている途中で、体温が上がった状態だったことを差し引いても海水温度の高さには少し驚きました。

 FMから流れるエルトン・ジョンのダニエルを聴きながら歩く夕陽の中。気持ちよく歩きながらも、いつもより多く流れる汗に、狂って来ている環境のことをつい思ってしまいます。レイチェル・カーソンがふと頭をよぎりました。

 最近不思議なのは、頭の中に浮かんだことが次の日の新聞に出ると言うことです。翌日曜日の西日本新聞の社説に、百年前の5月27日に生まれ、晩年にがんと戦いながら「沈黙の春」を書き上げたレイチェルのことが掲載されました。

 「自然は、沈黙した。うす気味悪い。鳥たちは、どこに行ってしまったのか。みんな不思議に思った」
新聞にも紹介していた「沈黙の春」の冒頭部分。僕らも気づかずに環境破壊に手を貸しているところが簡単な問題ではないところです。心がザワザワします。
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by hosokawatry | 2007-05-28 01:57 | やさしく歌って・自由日記

黒いパラソルと白い子犬

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 3週間ぶりに歩いた日曜日の元寇防塁跡の海岸散歩道。日差しが強くなったので、犬に散歩をさせる人もパラソルを差しています。5月の紫外線の強さは、真夏に負けないくらいくらいだから注意が必要ですね。それにしても、真っ白い日差しが降り注ぐ中を黒いパラソルなんて、一昔前までは考えられませんでした。

 皮膚の中まで入り込んで細胞に悪さをする紫外線を入り込ませないようにするには、黒い色が良いなんて知ったのはこの2〜3年前のこと。暑い夏は熱を吸収しなくて涼しいので、白いウェアに限ると信じていました。するとどうでしょう。最近では、夏でも黒いシャツを着る人を良く見かけるように。

  白い色は赤外線を吸収しないっていうから、散歩してた犬は暑さには強いんだろうけど、紫外線には無防備なんだろうか? 「いや、皮膚に届かないようにするための長い毛なんだから、白い毛でもへっちゃらさ」と、白い子犬はしっぽを元気よく振りました。本当かなぁ。

 僕の手の甲は、GWに行った釣りで、日焼け止めを塗り忘れてしまい、皮がぼろぼろ剥げてしまいました。今、やっと、元の皮膚に戻ったところです。昔は夏になると、じりじりと肌をむりやり焦がしていたなあ、と皮膚がんを思えば今になって冷や汗。

  この海岸に河口を持つ十郎川の汽水域では、初夏の大潮の時にはバケツとくまでを持った人を見かけます。今日も、ポリバケツ半分くらいのアサリ貝をもった人の姿が。そういえば貝掘りの人たちにも、白いTシャツ姿ってのは少なかったみたいだなぁ。
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by hosokawatry | 2007-05-22 01:01 | やさしく歌って・自由日記

緑の渓谷、高千穂峡

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 高千穂峡の水はどうしてこんなに緑色なんだろう? 昔、中学校の修学旅行で宮崎方面を巡った時、高千穂峡も見学したことがありました。当時も同じような疑問を持ったという記憶があります。ということは、あまり成長の跡が見られない人生ということなので、残念な気がします。う〜ん、成長の跡がないのか。
 
ちょっと待てよ、と自分に声をかけてみました。確かに、華々しい成長の跡はどこを探しても見られないけれど、ものを見るときの新鮮なフィルターのようなものをまだ持っているということ。つまり、少年時代の感受性のようなものを、まだなくしてしまっていないのではないかと…。落胆しなくてもいいんですね。

人間はなくしやすいものをたくさん持っていました。若い頃は誰もがポケットの中にたくさん持っていたものです。えくぼのようなみずみずしさ。すべてを楽しめる柔らかさ、そしてしなやかさ。気づかないうちにポケットの中からこぼれ落ちていくものかもしれません。

宮崎県の延岡市に用事があったので、佐藤焼酎製造所が造っている芋焼酎を買ってかえりました。芋焼酎「吉宝亮天(きっぽう・りょうてん)」の黒麹仕込みタイプの方です。こんな優しい旨さにはどこに行ってもお目にかかれないだろうと、グラスを傾けて深いため息。この会社の麦焼酎「銀の水」もだけど、どうしてこんなに美味しいんだろう?と純粋にそう思ってしまいます。

この焼酎を造っている人はとてもみずみずしい心を持っているんじゃないだろうか。ズボンのポケットの中にはまだ少年の心が残っているんじゃないだろうか…。そんな気がします。
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by hosokawatry | 2007-05-16 02:25 | やさしく歌って・自由日記

釣りの帰りは必ず海産物店に寄ります。

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 ククッ、くやしー。今回もダメでした。

 最近は年に一度くらいしか行けない海釣りですが、行けるときが釣れない時期なので仕方ありません。以前は長崎県の平戸からさらに離れた度島(たくしま)に渡って釣ったり、佐賀県の馬渡島(まだらしま)に渡ったりして釣ったこともありましたが、最近は寂しい諸事情のために行けません。行けるのは比較的近い唐津市の呼子町(イカの活き造りで有名)から船で15分の小川島くらいです。

 4月、桜の時期になるとこの小川島の波止から、40〜50センチクラスのチヌ(黒鯛)が釣れたりします。しかしそれも4月の中旬で終わり、普通それ以降はぴたっと釣れなくなります。去年は天候が不順だったためか、不思議と4月末まで数は少ないものの釣れていました。ひょっとしたら、間違えば、今年も、と、はかない願望を抱いて出かけたのです。

 フグしか釣り上げることしかできないK君(プライドを傷つけるといけないから、名字イニシャルで)を尻目に第一投目からウキがぐいと入り、グググッと強烈な引き。頭の中の電球がパッと点灯し、最近あったすべての嫌なことが吹き飛ばされる瞬間。しかし、浮き上がってきたのは35センチのバリ(本名、アイゴ、背びれなどに毒があるので要注意)でした。結局、バリ3尾、まあまあのサイズのフグ3尾、そして刺身でおいしい23センチの「ホンカワハギ」1尾(写真の魚)。

 1尾だけだったので、残念ですがホンカワハギには海にお帰りいただきました。呼子の店でイカ餃子とイカの一夜干しを買い込み、帰途の軽い渋滞の中、夜は芋焼酎にするかビールにするかを真剣に考え、まるでハムレットの心境。釣れなくて悔しい気持ちは残るけど、それでも海と一日中つき合うことができ、気持ちよかったです。夏は夜の船釣りで、イカ、いさき、アジなどを釣りに行きませんか、リベンジに燃えるK君、そしてWさん、O君、キヨシ君も。
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by hosokawatry | 2007-05-05 12:16 | やさしく歌って・自由日記