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破魔矢の効能

a0071722_211449.jpg この2週間、ウォーキングをやっていなかったので、天気が悪くならないうちにと、今年最後の汗かきに出発。午前10時は過ぎていました。今日は唐津街道にある姪浜の住吉神社を抜けて元寇防塁跡に向かい、小戸公園を一周して帰るコースです。写真のように姪浜住吉神社には5m以上ありそうなでっかい破魔矢が設置されています。正月の参拝者はこの災厄を払うための破魔矢の間をくぐり抜けてお参りするのです。

 海が近づくにつれ風が強くなってきました。道路沿いの電線がうなり声をあげ、松の枝が強風に煽られ、僕は北西の風に向かって目が開けられない状態。大きな白波がたち防波堤にぶつかり、乗り越えては滝のような勢いで道に降り注いでいます。これはもう冬の台風ですね。

 やがて、みぞれ混じり状態になり、あられが降ったかと思うと今度は雨になり、もう大変でした。出かける前は一瞬、日差しさえも覗いていたのに。みぞれや雨が首筋に入り込まないようにマウンテンパーカーのフードのひもを絞った瞬間、携帯電話を入れていたポケットが濡れているのに気づいたのです。

 濡れていた携帯電話は沈黙の黒い画面で応えてくれました。電源のスイッチを押しても無反応…。僕は死んだ携帯を手に持ち、消えてしまった住所データの重さに打ちのめされながら携帯電話ショップに向かいました。災厄を払うための破魔矢をカメラに収めた矢先の出来事です。う〜、くやし〜っ!

 携帯ショップで防水タイプを選んだのは、言うまでもありません。
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by hosokawatry | 2007-12-31 02:03 | やさしく歌って・自由日記

クリスマスの歌と本

a0071722_3112196.jpg 毎年この時期になると、マンハッタン・トランスファー(公式HP、注:アクセスすると彼らの歌が流れ出します)の「クリスマス・アルバム」というCDを引っ張りだして、ずっと流しています。しっかりしたジャズ・ボーカル・グループで、決して出しゃばらず、お洒落な感じの中にも何か親しみやすさを感じさせる音楽性が特徴です。

 1972年に結成された、男女ふたりずつの4人編成グループです。日本ではハイ・ファイ・セットが都会的なアレンジの曲を歌っていて、好きだったんですが、マンハッタン・トランスファーはニューヨークの摩天楼の夜に似合うような気がします。

 そしてごそごそと本棚の奥から取り出すのが、トルーマン・カポーティの「クリスマスの思い出」という本。 村上春樹が翻訳して、山本容子が銅版画を提供している素敵な本です。カポーティのイノセントシリーズと言われるもので、無垢な少年のクリスマスケーキづくりを通しておばあさんとの思い出が語られる、せつない一冊です。

 僕はカトリック信者ではないですが、24日の夜は毎年、西新のカトリック教会のクリスマスミサに参加しています。今夜も参加して来たんですが、教会のクリスマスソングも捨てたものじゃありません。ミサで歌われる歌は飾り立てないけど、ナチュラルで透き通った美しさがあります。クリスマスを背景に、少年期の純粋で無垢な物語を書こうと、ほぼ構想が固まっているものがあるんですが、その前に「あの蒼い夏に」を早く書き上げなければなりませんね。滞っていてすみません。もし、待たれている方がいらっしゃるとすれば…ですが。
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by hosokawatry | 2007-12-25 03:13 | やさしく歌って・自由日記

賢者の贈り物

a0071722_2351937.jpg 12月に入る前から、街はクリスマスに包まれます。鮮やかなイルミネーションに包まれる天神、青い発光ダイオードの光に輝く笑顔。美しい明かりたちはクリスマスに届けられる市民への贈り物。残念ながら、今年はまだその贈り物をカメラに収めることが出来ないでいます。
 
 写真の警固公園は昨年の12月のものです。毎年、イルミネーションの演出は変わるのでしょうが、昨年は一昨年とどのように変わったのか変化の記憶がはっきりしません。僕の好きなミッフィーやくまさんは同じだったように思いますが…。くやしいけど、記憶力が少しずつ落ちて来ているようです。

 西鉄グランドホテルの向かいにある大名カトリック教会は、礼拝堂に向かう階段に飾られた質素な一列のイルミネーションのみ。しかし、24日のキャンドルミサには美しいクリスマスの歌声が流れ、イエス・キリストの誕生日を迎えることのできる静かな喜びに満ちあふれます。豪華なイルミネーションに踊る天神のなかで、清楚な佇まいをみせる教会。

 O.ヘンリーの短編「賢者の贈り物」に出てくる貧しい夫婦を思い出します。夫へのクリスマスの贈り物(時計の鎖)を買うために自慢の長い髪を切って売った妻。一方、自慢の時計を売って、妻に立派な櫛を買ってきた夫。相手を思いやる心こそが最高の贈り物になるんですね。本当の心の豊かさというものは、豪華さのなかでは表現できないものなのかもしれません。豪華な暮らしに縁がない僕はその資格だけは持っているというわけ、です。
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by hosokawatry | 2007-12-17 02:39 | やさしく歌って・自由日記

鳥・鳥・鳥、室見川河畔

a0071722_16621.jpg 僕は通常のウォーキング(散歩?)コースをいくつか持っています。普通は姪浜から海辺の元寇防塁跡−小戸ヨットハーバー−小戸公園−マリノアシティという海浜コースを歩きますが、次に多いのが心臓破りの階段が微笑んでいる愛宕神社コース。そして室見川河畔公園を室見橋から上流に向かって歩く川沿いのコースもあります。

 どのコースも鳥を目にすることが多いのですが、夕暮れ時、愛宕神社の小高い丘陵地の森には、たくさんのシラサギと青サギが帰ってきます。思い思いに木の枝に止まって夜を過ごすのでしょうが、初めて目にする人はその数の多さに目を丸くするかもしれません。人間の都合で開発が進む地域にも、野生は滅びることなくなんとか踏ん張っています。

 先日、室見川の河畔公園を出来るだけ上流のほうまで歩こうと、おにぎりを持って歩きました。川の中央に浮かんだり、中州で遊んでいたりする沢山の鳥の姿が。ゆりかもめ、マガモ、シラサギ、青サギの4種類です。数年前にはカワセミを発見し、本当にびっくり。自然は死んでいなかったのだと、感激したことがありました。

 川縁を歩けるところまで行き、折り返して川の対岸を戻りました。途中郊外の、河畔公園沿いの地下鉄車両基地には桜の木がびっしり。いいもの見つけたので、来春の花見が楽しみです。長い距離で疲れたけど、いいものを発見できたのでとても気持ちよい一日となりました。
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by hosokawatry | 2007-12-10 01:09 | やさしく歌って・自由日記

12月のカモシカ

a0071722_1112424.jpg 毎年12月の第一日曜日に行われていると思うけど、「福岡国際マラソン」を西区小戸西交差点近くで見ました。この交差点は平和台陸上競技場をスタートして西に向かうコースが南に進路を変える地点です。まだ、最初の5キロ地点を超えたばかり(たぶん?)なので、先頭集団も多くの選手がかたまったまま通り過ぎていきます。

 優勝したトヨタ自動車九州のワンジル選手が一番歩道側を走り、力のある藤田選手と3位になった佐藤敦之選手が道路中央寄り、背の高い高岡選手が集団の中央を走っていました。普通、大勢の人間が走り抜ければ、ばたばたと大きな足音がするのだけど、「たたたっ」とアスファルトを蹴る軽やかな音しかしません。すごいですね、鍛え抜かれた走り方って。
 
 脂肪分が感じられなくて、筋繊維が見えそうな脚。昔、理科の教室に置いてあった「筋肉の人体模型」を細めて、皮を貼付けたような感じです。そして、草原を駆け抜けるカモシカのしなやかな脚を思い起させてくれます。細いけど強い。本気のカモシカはきっとライオンに追われても肉離れなんかおこさないでしょうね。オシムのウサギと同じように。

 沿道で配られる朝日新聞のマークがついた応援旗を振りながら、体脂肪率がグンと上昇して来た我が身体に目を落とすと、とても情けなくなってしまいます。このマラソン観戦も一万2千歩のウォーキング途中です。歩くだけで疲れ切る身体。いかん、もっと頑張らねば!と毎年この日には反省しているのですが…。
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by hosokawatry | 2007-12-03 11:15 | やさしく歌って・自由日記